新生活の風が吹く夜
今週は1日1日に色がある、濃い1週間だったような気がする。
バイトもしたし、先生と研究の相談もして、大学時代のバイトの先輩と会って、
色んな人とご飯に行って、友達が泊まって、研究科に新入生が入ってきて、私はM2になった。
テストセンターで初めてテストを受けて、こんな世界もあるのかって感心して…。(ずるし放題のwebテストと違って、あそこまで厳しいテストセンターは違和感があった)
初めて、おしゃれなカフェでモーニングを食べた。
ここに書ききれないくらい、刺激的な毎日だった。
会ってる人は、普段と変わらないし、私にとって新生活というわけでもないけど、
毎年4月の始まりは、朝起きると1週間前とは全く違う雰囲気の世界が広がっているんだ。
今日は暖かかった。
家に帰ってきてから窓を網戸にした。ずっと窓を開けておくことはないけど、網戸にするだけでいつもは聞こえない音が聞こえてくる。
話し声は京都の大学生たち。
東京の大学生とは違って、1人1人に個性がある気がする。東京の喧騒とは無縁の世界に生きている彼らはとても生き生きして見える。
それは、東京も京都も経験した私だからこそ感じることだと思う。
そして私もその1人になれてるかな。私は京都生活を愛していて、心の底から、学部からこの大学に進学しておけばよかったなって思うときがある。
でも、勉強も人間関係も順調で、大学のカフェでアルバイトもして、多くの留学生と知り合って、充実した日々を過ごしてるから、そんなタラレバはとても贅沢なことだ。
自転車のブレーキの音が聞こえた。
隣の住人が洗濯物を取り込む音が聞こえた。
もし隣の人も網戸にしているなら、私がキーボードを打つ音が聞こえているかもしれない。この静けさの中打つキーボードはとても気持ちがいい。
明日は、朝からバイトだ。
今日はこのまま布団に入ろ。おやすみ。