オールドファッション

千葉出身。大学院修士をへて今は新入社員。自分が思う天才がつくる音楽とゴールデンレトリバーがすき。

Gold Coast①

8月17日の夜に日本を出発して、オーストラリアに来てから1週間が経過した。

月曜日から木曜日まで、大学で日本語の教育実習をしている。教育実習といっても、日本のやつと違ってかなり緩い。きっちり勤務時間も決められていないし授業がない時間は基本的に自由時間だ。だから朝は割とゆっくり寝てる。

1週間目は授業見学が中心で、日本語の授業で先生のサポートをする感じ。お給料の出ないTAって感じだね。来週は日本の若者文化に関するプレゼン、再来週は2回の教壇実習がある。今はプレゼンを作っているんだけど、全レベルの授業でやるということでその中に織り交ぜる媒介語(英語)の量も変わってくる。自分が産出した英語は自信がないし、PPTの英訳も不安。ネイティブの知り合いにチェックしてもらえるか連絡したんだけど、返事なし…。とほほ

 

ゴールドコーストに来て1週目は色々あった。

まず滞在していたホテルを急遽変えて、今週金曜日に別の場所に引っ越した。

到着して思ったことは、「田舎…」で、部屋に入って思ったことは「やばい、キッチンも電子レンジもない、ただのホテル…」。

案の定生活は結構不便で、スーパーまで歩くしその道は人っ子一人いないような閑散としたところ。夜は真っ暗でめちゃくちゃこわい。

日本のように24時間営業でコンビニがいたるところにあるとか、出来合いのお弁当があるわけでもなく、電子レンジが部屋にないこともあって本当に食べ物に苦労した。(カップ麺ですら味が合わなくて…) しかも予約した当時の私は何を思ったのか、ハウスキーピングがない部屋を借りていて(安かったんだもん!)、日に日にたまるゴミ、食べ残しも残しておくのが嫌だから無理やり胃に流し込んだ。

そして早々に引っ越すことを決意。3週間とても耐えられないと思った。

 

幸い、冬であるこの時期は直前でも空室があるアパートメントホテルが結構あってスムーズに予約することができた!

そして最後の試練、「返金交渉」。予約サイトには「返金不可」の文字。

大学の先生が何かあったら力になってくれるって言葉が心強くて、拙い英語で予約交渉してみた。これも幸い、フロントの女性がとても良い人で(というか、いいホテルだったんだね)、返金に応じてくれた。そして無事引っ越し完了!

 

今は1人で有りあまりすぎるようなアパートメントにいる。洗濯機もバルコニーもキッチン(実家のよりすごい)がある。自炊は結構大変だけど、前のところと比べてショッピングモールにも出やすいし、徐々にまともな食事ができるようになった!

 

憧れていたオーストラリアの自由気ままな暮らし。しかし現実は大変なこと。

3年前の素晴らしいホームステイ。それは間違いなく周りの人々のおかげで、特にホストマザーが作るご飯が美味しかったこと、何不自由のない家、本当に守られていた。

今ももちろん恵まれている。しかし、今まで何も考えずに食事ができていたことをこの1週間でとても考えさせられた。

この経験をさせてくれた両親にも感謝している。生活能力、そして戦闘能力をアップさせて日本に帰るぞ!

 

 昨日は同じ研究科の仲間たちと会った。次の記事でまた書こう〜。